こちらのページでは、日本養蜂協会の会員向けに日蜂通信(電子版)の発信や当協会の取り組み、よくある質問等についてまとめています。
日蜂通信(電子版)
当協会の機関誌である日蜂通信につきまして、昭和32年から今日まで、66年間に渡り、定期発行をしておりましたが、情報発信に時間がかかってしまうことから2023年(令和5年)1月より日蜂通信の発行を年6回に変更することにいたしました。
日蜂通信(紙面版)の発行回数の変更により、情報発信の機会が減ってしまうことから、今後はホームページ上で日蜂通信(電子版)としてWEBの特性を生かした情報発信も併せて行っていきます。
2023年(令和5年)
2024年(令和6年)
2025年(令和7年)
各種統計(はちみつの輸出入、蜂の輸入等)
【はちみつ輸入統計】
令和6年(2024年)はちみつ輸入統計(上位10ヶ国)
令和6年(1月~12月)の我が国のはちみつ輸入数量の合計は41,680トンであり、対前年比99.4%と減少した。また、国別の輸入数量で最も多かったのは、例年と同様、中国で29,611トンと約7割を占めていた。
輸入数量上位10か国のうち対前年比で増加した国は3ヶ国で増加率は、ベトナム(129%)、次いでカナダ(112.8%)、中国(106%)の順であった。
一方、上位10か国のうち、対前年比で減少率がルーマニア(▲55%)、次いでハンガリー(▲44%)、ウクライナ(▲34%)であった。
キログラム単価が最も高いニュージーランド(3,777円/㎏)のはちみつの輸入数量は全体の5位(輸入数量913トン、対前年比97%)であった。
また、ニュージーランドに次いで高かったのが、ハンガリー(1,010円/㎏、輸入数量773トン)であった。
令和4年から令和6年のデータを比較すると順位の変動はあったものの上位10ヶ国にランクインしている国に変更はなかった。
令和5年(2023年)はちみつ輸入統計(上位10ヶ国)
令和5年(1月~12月)の我が国のはちみつ輸入数量の合計は41,924トンであり、対前年比88.7%と減少した。また、国別の輸入数量で最も多かったのは、例年と同様、中国で27,929トンと約7割を占めていた。
輸入数量上位10か国のうち対前年比で最も増加率が高かった国は、ルーマニア(対前年比147%)、次いでニュージーランド(対前年比113%)であった。
一方、上位10か国のうち、対前年比が最も低かった国はウクライナ(対前年比56%)、次いでカナダ(対前年比61%)であり、ともに輸入数量が大きく減少した。
キログラム単価が最も高いニュージーランド(3,815円/㎏)のはちみつの輸入数量は全体の7位(946トン)であり、前年と比べると8位から7位になっていた。
また、ニュージーランドに次いで高かったのが、5位のハンガリー(キログラム単価957円/㎏、輸入数量1,369トン)で対前年比93%と微減していた。
年間数量は対前年比88.7%と減少しているが、単価が増加しており、令和5年はキログラム単価が485円(対前年比104%)と微増していた。
令和4年(2022年)はちみつ輸入統計(上位10か国)
令和4年(1月~12月)の我が国のはちみつ輸入数量の合計は47,277トンであり、対前年比100.3%で微増となった。また、国別の輸入数量で最も多かったのは、例年と同様、中国で30,782トンと約7割を占めていた。
輸入数量上位10か国のうち対前年比で最も増加率が高かった国は、ルーマニア(対前年比295%)、次いでハンガリー(対前年比163%)であった。
一方、上位10か国のうち、対前年比が最も低かった国はメキシコ(対前年比77%)、次いでアルゼンチン(対前年比82%)であり、ともに輸入数量が大きく減少した。
キログラム単価が最も高いニュージーランド(3,511円/㎏)のはちみつの輸入数量は全体の8位(839トン)であり、前年と比べると5位から8位になっていた。
また、ニュージーランドに次いで高かったのが、5位のハンガリー(キログラム単価1,050円/㎏、輸入数量1,478トン)で対前年比163%となり大きく増加していた。
上位10ヶ国のキログラム単価を前年と比較すると全ての国で増加しており、急速な円安進行の影響が考えられた。
【はちみつ輸出統計】
令和6年(2024年)はちみつ輸出金額上位5ヶ国
日本から海外へのはちみつの輸出について、令和4年(2022年)から令和6年(2024年)の3年間の年間輸出金額及びキログラム単価を比較すると、令和5年が42,172千円(1,941円/㎏)と一番高く、令和6年は31,477千円(1,546円/㎏)と一番低かった。
また、はちみつの輸出金額上位を3年間で比較すると、台湾、香港、タイ、シンガポールの4ヶ国が毎年ランクインしていた。令和4年に1位であった中国は、6年では6位以下の順となっている。
令和5年のキログラム単価が最も高かったタイ(9,713円/㎏)では、令和6年においても5ヶ国の中で単価が最も高かった。(8,315円/㎏)
3年間の輸出数量で比較すると、香港が3年とも1位であるが、単価は平均値を下回っている。
令和6年は、円安が進行したにもかかわらず、はちみつの輸出は、対前年比で輸出金額(▲25%)、輸出数量(▲6%)及び㎏単価(▲20%)とも減少した。
令和5年(2023年)はちみつ輸出金額上位5ヶ国
日本から海外へのはちみつの輸出について、令和3年(2021年)から令和5年(2023年)の3年間の年間輸出数量を比較すると、令和3年が32,570キログラムと最も多かったが、キログラム単価は1,673円と最も低かった。
令和5年のキログラム単価が最も高かったタイでは、令和3年からキログラム単価が増加傾向にあり、令和5年までの3年間で3,698円増加していた。
また、キログラム単価が最も低かった香港では、令和3年からキログラム単価が減少しており、令和5年までの3年間で236円減少していた。
しかし、3年間の輸出数量で比較すると、香港が1位であり多くのはちみつが輸出されていた。
令和4年(2022年)のはちみつ輸出金額上位5ヶ国
日本から海外へのはちみつの輸出について、2020年から2022年の3年間の年間輸出数量を比較すると、2020年が18,336キログラムと最も少なかったが、キログラム単価は2.226円と最も高かった。
その後、2021年では年間輸出金額、年間輸出数量ともに増加しているが、キログラム単価は1,673円と減少していた。
2022年では年間輸出金額、年間輸出数量が減少したが、キログラム単価は1,810円と増加した。
2022年の年間輸出金額上位は中華人民共和国、香港、シンガポールとなり、キログラム単価では年間輸出金額5位のタイが8,180円とトップとなった。
【ミツバチの輸入について】