蜜源の減少と対策
次のような要因でミツバチが利用できる蜜源植物が大幅に減少しています。
- 都市部だけでなく農山村においても土地の開発が進んだこと
- ナタネに代表されるようにかつて主要蜜源であった農作物の栽培が激減したこと
- レンゲのように外来昆虫により、蜜を十分に得られない状況が生じていること
- 品種改良により蜜や花粉の量が減らされた果樹や園芸品種が栽培されていること
- 山間部では針葉樹が多く、蜜源となる広葉樹が少ないこと
改正された養蜂振興法においても、蜜源植物の保護及び増殖の推進が掲げられています。
日本養蜂協会では、以下の取組を行っています。
- 蜜源植物への病虫害の防止対策
アルファルファタコゾウムシによるレンゲの被害対策については、下記の「アルファルファタコゾウムシの対策マニュアル」をご覧ください。 - 蜜源保護増殖対策
ナタネ、レンゲ、ヘアリーベッチの種子を配布しています。